外山康雄 野の花館 〒949-6424 新潟県南魚沼市万条新田371−1 電話:025-783-7787

 
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建物
野の花館の建物
玄関

野の花館は、南魚沼市大字万条新田から東へ焼く4km行った大字仙石字柄沢と言う旧家(平賀家)の住まいを移築したものです。平賀家のご当主にお伺いしたところ、次のようなお話をして下さいました。
『小さき頃親からおよそ350年前(1660年・江戸時代万治の頃)に建てられたと聞かされました。建て替えたいが取り壊すのももったいないと考えていたところ、「酒の酒井」さんから移築したいとのお申し出がありましたので、お陰様で昔の佇まいを一部残す事が出来ました。この家で育ち、都会に住んでいる親戚の者が、野の花館の前を通ると大変懐かしい思いがして心が和むと言ってくれます。材料は杉や檜でもなく、雑木の大木を利用しており、普通の材料でないところが風変わりです。野の花館の入り口付近は、昔の外玄関の一部で、中に入ると昔の内玄関に当たります。昔は内玄関の土間の周囲におよそ三尺の上がり框が回らしてあり、野の花館のドアを入ったところが、框の端部分に当たります。昔の家の内玄関の左側が茶の間で、右側が庭と言う板敷きの間になります。家の中の庭とは、一般的には家の出入り口や台所がある土間をいいますが、当地では板敷きの空間があって作業をしたり、囲炉裏があって家人が家事をするなど日常生活する空間をも含んで庭と言います。野の花館に入って目の前に建つ柱が、大黒柱に当たりますが、特別太くはないです。その代わり、上部の大きな梁を支える為に普通の柱が比較的太くなっています。
野の花館の入り口から左側の展示室は昔の茶の間と座敷に当たります。現在、パネルで展示している広い空間が、茶の間(20畳)に当たります。昔はそこに囲炉裏があり、上から自在鍵が下りていました。奥の中間(なかま)との境には仏壇と神棚があり、典型的な間取りになっておりました。野の花館で絵葉書や画集を展示してある場所が座敷(10畳)に当たり、現在カウンターやテーブルのある場所が奥の座敷(10畳)に当たります。野の花館入り口から右側は現在特別展示になっていますが、昔の庭の一部に当たります。しかし、建材は当時の物ではないと思います。昔の建物は庭の部分でさえ3間半の幅があり、大変広い空間でした。更に茶の間の奥には中間があって2階建てとなり、家族がくつろいだり、就寝する場所になっていました。屋根の峰には3箇所の煙出がついており、昔の民家の雰囲気を醸し出しておりました。
庭、中間、縁側、屋根の煙出などは、建て替え当時、全部取り壊してしまいました。
建物全体の建坪が大変広かったので、雪堀人足が”西のうちの雪堀はしたくない”とこぼしたそうです。』
”西のうち”とは、柄沢集落にある”平賀巻”の大本家の屋号です。柄沢からさらに5kmほど山間に入ったところに”一の沢”と言う集落があり、彼の地の”平賀家”から4〜500年前に分家として柄沢に出てきたそうです。その際、分家したときの建物は既になく、350年に建て替えられた2代目建築物が、現在の野の花館の一部と言う事になります。
(文責:平賀 一)

外山康雄 野の花館

休館日:毎週水曜日(祝日の場合は翌日)
開館時間:10:00〜17:00
入館料:300円(会員、小、中、高校生は無料)

〒949-6424
新潟県南魚沼市万条新田371−1
電話 025−783−7787
FAX025−783−7788

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